『言い間違い、聞き間違い』
人間、間違えることは人生の中で多々ある。
だが、サチコには多々ありすぎるようだ…。
焦っているとき、ハルちゃんのお母さんを「先生!」と呼んだりする。
この間のイベント”mama cafe” のとき、会場に着く前のハルちゃんに電話して
丼用の器を買い足した方がいい事を伝えたくて、
サチコ :「ニトリ で買ってきた方がいいかも!」
ハルちゃん:「さっちゃん、どこにいる?」
サチコ :「会場」 (なんでそんなこと聞くんだろう???)
プツッ…ツーツーツー…
電波状況が悪く、電話はそこで切れる。
数十分後、会場に着いたハルちゃんが 笑いながら
ハルちゃん:「さっちゃん、コメリ で買ってきたよ」
サチコ :「うん」 (なんでそんなこと言うんだろう???)
あれっ?
そう、会場近くに ニトリ はない。
コメリ はある。
指摘されるまで、自分が”ニトリ”と言ったことすら覚えていない。
カタカナ三文字で最後の文字が”リ”…はあっているが、全然違う。
ある日、ランチのメイン料理はミートローフだった。
ミートローフをカットするハルちゃんが、
「さっちゃん、も う ひ と つ か み」
と言ったので、
ミートローフをつかんだ。
「さっちゃん、違うよ…」
ミートローフを焼くパウンド型に紙を敷いてほしかったらしい。
もう、ひとつかみ。
もうひとつ、かみ。
日本語は難しい。
これは一例である。
こんなことが一日に一回あるとすれば…あなたは耐えられるだろうか…。