2013年3月21日木曜日

ギャング・エイジ

『ギャング・エイジ』

小学生中学年~高学年になると、今まで以上に友だち・仲間を求めるらしい。
強い仲間意識・結束ができ、集団行動をし、その中で自分の役割を見つけることで人間関係などいろいろなことを学ぶとか。
また、親や先生と対等な人間関係を求め、自発的行動を求めるのだそう。
この時期のことを、ギャング・エイジ・・・と呼ぶらしい。

この時期を迎えたら、親としては何をしたらいいのか・・・。
よほどの危険性や道徳的誤りがない限りは、あまり干渉しすぎず、ぐっとこらえて見守る。

子どもも葛藤しているんですね。
子どもが大人へ成長する第一歩なんですね。

この本は、あるお客さまが読んでいた本。
サチコが、熱心に読んでらっしゃるので 「エライですね~」 と声をかけると・・・

お姑さんから家の片付けの手伝いを頼まれたので行ったとき、
目のつくところにこの本が置いてあったのだそう。
本を手にとると、お姑さんが 「それ、あげる」と言って、くれたのだそう。
さりげない優しさがありがたい・・・と思いつつ、心の中では・・・

 あ、これは私にくれるための本だったのね・・・
 え~と、え~と、読んだ方がいいってことね・・・
 子育てについて、口には出せないけど伝えたいことがあるってことね・・・

・・・と声が聞こえてくる。
カラッと笑いながら、
「上の子は大きくなって手遅れだから、下の子に間に合うようにくれたのかなぁ~と思って、読んでるんです~」

あぁ、その おおらかさ があれば大丈夫。
そう思うサチコでした。